相談支援員 ブログ

健康寿命を延ばすには

最後まで健康でコロッと亡くなる事をPPK(ピンピンコロリ)と言います。

長野県駒ヶ根市には「ぴんころ神社」という神社があります。

畳一畳ほどの大きさのワラジが神様の前に置いてあり、二礼二拍手一礼の作法で参拝し、足踏みをして足腰に感謝をしてPPKになるように祈るそうです。

ワラジのうえの足踏みの意味は、健康には足腰の健康が大事だという事なのでしょう。

長野県佐久市の成田山薬師寺参道に「ぴんころ地蔵尊」が建立され観光客がお参りするちょっとした観光名所になっています。

介護状態になる前の年齢を健康寿命と言います。

健康寿命を厳密に定義すると「身体的な面だけでなく、精神的な面(安心感、活力、喜び、楽しみ、知的欲求など)、社会的な面(役割を持つ、居場所がある、人との関わり、つながりなど)においても十分な状態である期間だそうです。(NPO法人老いの工学研究所理事長川口雅裕の定義)

つまり、健康寿命とは、体が健康であるだけでなく、同時に精神的にも生き生きと活動している、社会との関わりもできている状態です。

ではどうすれば健康寿命は延ばせるのでしょう。いくつか研究があります。

運動だけしている人と、運動はしないが趣味や社会活動だけをしている人では、健康寿命はどちらが長いかの比較研究があり、何と運動だけしている人よりも、趣味や社会活動のみしている人の方が健康寿命は長かった、という研究結果だったそうです。

健康を維持するのに運動は大切ですが、一人で黙々と運動するよりも、複数人で運動した方が健康寿命効果は高いそうです。

趣味の会でも町内の役員でも、社会活動に参加することで、「新しい友達が出来た」「生活に充実感ができた」「健康や体力に自信がついた」などのアンケートの回答があり、社会活動をしている高齢者ほど、健康状態が「良い」という回答が増える傾向があります。

高齢になっても運動と、人付き合いを大事にしましょう。PPKのためにも。

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