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ご長寿双子 きんさん、ぎんさん

ご長寿双子 きんさん、ぎんさん

「きんは百歳、百歳。ぎんも百歳、百歳……」

1992年に「きんは百歳、百歳。ぎんも百歳、百歳……」というフレーズのCMで全国的に知られるようになった双子のきんさん、ぎんさん。インタビューで気の利いた返しをする、可愛いご長寿お婆ちゃんとして親しまれ、「徹子の部屋」、「笑っていいとも!」に出演したり、ドラマに出たり。シングルCDを2枚も出して、日本最高齢でのレコードデビュー記録を更新したりしました。

しかし、マスコミに取り上げられる前のきんさんは、1から10まで数えることが出来ない中程度の認知症があり、自力で歩くことが出来ませんでした。著名人やリポーターの取材を受けたり、全国各地を旅行するために筋力トレーニングに励んだ結果、リポーターの質問に的確に応答し、ドラマ出演時に台詞を記憶するなど認知症の症状が改善したそうです。この事例は医学会でも注目され、認知症の予防には、常に新しい経験と刺激、また下半身を中心とした筋力トレーニングによる脳への刺激が有効であることの実証例として、テレビ番組でも紹介されました。きんさん、ぎんさん姉妹は103歳で台湾に招かれ人生初の海外旅行に行き、きんさんは民生委員を務め、亡くなる前日もテレビ局の取材を受けていました。

歳をとったから新しいことに挑戦できないと諦めてしまうのは、自分で老いを加速させてしまう事になっているのかもしれません。春は新しいことにチャレンジする良い時期です。小さなことでも何かチャレンジしていつも若々しくいたいですね。

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