相談支援員 ブログ

ロボットに介護されるのは不安?

国民の5分の1が後期高齢者になる2025年がもうそこまで来ています。

医療や介護の人材不足や社会保障費のひっ迫が懸念され、その対策のひとつとして介護ロボットの導入促進が検討されています。

将来、自分も介護ロボットに介護されるのではと不安に感じている方も少なくないのではないでしょうか?

みなさんが持つ介護ロボットのイメージはどのようなものでしょうか?上記画像のような人型のロボットが、体を起こしてくれたり、お風呂の介助をしてくれたりといったイメージでしょうか?

実際に人型介護ロボットの開発も進んでいて、2015年には理研から人を抱きかかえる介護ロボットとして「ROBEAR」が発表されています。また、2022年に川崎重工の「Friends」(上記画像)という介護ロボットが車いすを押す映像が公開されています。

一方で人型ではない介護ロボットも開発が進められています。

介護スタッフの身体的負担を軽くするパワーアシストスーツ」と呼ばれるものや、ベッドへの移乗を介護スタッフ1名でできるようにするためのフルリクライニング式の車いすなど、人間の補助を担うものも介護ロボットといわれています。

また、移動支援のための電動歩行器や、トイレでの衣類の着脱が可能な便器など、今ある製品に機能が追加されたようなものなど、一般的に介護ロボットだと思わないようなものもあります。

その他、センサー見守り機器通報装置なども介護ロボットの括りとされています。

このように、介護ロボットといっても、ごく身近にある製品とイメージ的には変わらないものもあり、介護現場にロボットが導入されることについて過度に不安がることはないと考えられます。

2021年時点の調査では、移乗介助タイプが1.6%、入浴支援タイプが1.3%とほとんどの施設には導入されていないことがわかっています。

人型介護ロボットについては、導入時期は不明です。将来的に、安全性などの課題が解決すれば、普及するのかもしれません。

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