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認知症の母と暮らせば④お風呂編

認知症の母と暮らせば④お風呂編

お風呂編

母の実家がある鹿児島は、桜島などの火山のせいか温泉があちらこちらにあり、安く利用できるので、自宅のお風呂でなく温泉を利用する家庭も多い。

母も温泉が大好きだった。

一人でお風呂に入っていた母だったが、久しぶりに旅行に行き一緒に温泉に入ったら、シャンプーやリンス、ボディソ-プの使い方がわからなくなっていることに気が付いた。

それからは自宅のときは、家族の誰かが一緒にお風呂に入るようにしています。容器にはそれぞれ大きく「シャンプ-」「リンス」等と書いたシールを貼っているが、字は読めるものの認識につながらない。一番手前にある容器に入っているもので身体も髪も顔も洗う。

洗い終わって湯船につかると2分前の記憶がなくなるので、湯船から上がるとまた顔を洗うことから始まり、ほうっておくと繰り返しになりふらふらになってしまう。今までゆっくりお風呂に入っていると思っていたので、こんな状況になっているならもっと早く気が付いてあげればよかったと反省している。

着替えもわからなくなってきているので準備が必要です。寒い日に温かい肌着を用意しても、「これは厚すぎじゃない?」と言う。余裕がある時はそれなりの対応ができるが、「これで大丈夫だから着て」と強い口調になってしまうこともあり、反省することもしばしばです。

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