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認知症の母と暮らせば⑤

認知症の母と暮らせば⑤

母の入院

母に直腸がんが見つかり入院、手術をした。

91歳での手術には、娘として不安もあったが、腸閉塞が起きるリスクが高く本人が辛い思いをすること、また母が希望したこともあって手術をすることとなった。結果、見事に乗り切り、人工肛門でスト-マ装着となったが元気に退院した。

3週間の入院で認知症は更に進み、母は自宅のトイレの場所がわからなくなった。退院した翌日には入院したことも手術したことも忘れて、お腹についている袋を素手でいじっていた。もちろんその後は、掃除に消毒と予想通りの事態となった。

散歩に出かけたはいいが帰ってこれず警察に連絡するなど目が離せないことも増えた。迷って帰ってこれなくなるよりはと、今はGPSをつけてもらっている。2分毎に同じ質問を繰り返す。母も不安で仕方がないとは思うが、家族にも余裕がなくなってくる。一緒に介護してくれる妹や姪の存在がありがたくてとても心強い。

認知症を患うと、その人格も認識も変わる。母とぶつかることも増えた。優しい対応ができずに反省することもある。母が自宅で生活することが家族にとっていいことなのかと悩む時間が増えた。施設入居すると介護保険の関係で、楽しそうに通っているデイサ-ビスに行けなくなってしまう。家族は、悩んだり葛藤しながらの日々だ。

母は今日も「ご飯がおいしいね。これは何の和え物?」と聞きながら、おいしそうに完食した。いつかは施設に入居することになるだろう。今は一日の中に少しある母と家族が穏やかに過ごせる時間を大切にしたいと思う。

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