リースバックの仕組み正しく理解していますか?
#不動産 #住居
2026.03.23

リースバックとは、自宅を売却し現金化したあとも、そのまま住み続けることができる仕組みのことです。
テレビCMや雑誌の広告などで目にしたことがあるという方も多いのではないでしょうか。老後にまとまったお金が必要になった場合など、リースバックを検討しても良いのですが、内容をよく理解したうえで契約をすることが重要です。
次の通りいくつか抑えておきたいポイントを紹介します。
自分の所有物ではなくなります
買取をした業者等に所有権が移りますので、自分の所有物ではなくなります。自宅を担保にお金を借りる「リバースモーゲージ」や「不動産担保ローン」とは異なる点に注意が必要です。
そのまま住み続ける場合の家賃、契約の種類
そのまま住み続けるには、新しい所有者と賃貸借契約が必要です。
その際に、新しい所有者との間で家賃を決めますが、その金額は近傍同種(近隣の同じような物件)の家賃を参考にして決まります。戸建てをリースバックした場合は、近隣の戸建て家賃相場に近い金額になります。リースバック契約後の家賃負担が大きいことも考えられるため事前によく確認しましょう。
また、契約の種類にも注意が必要です。賃貸借契約には、契約の更新が可能な『普通賃貸借契約』と、期間満了で終了する『定期賃貸借契約』の2種類があります。「リースバック後にずっと住めるかと思っていたら2年間で契約が終了する定期賃貸借契約で退去せざるを得なくなった」などのトラブルが多く発生しています。
リースバックを利用する際には、必ず契約の種類を確認するようにしましょう。
買取金額は売買相場の6割程度
リースバックで自宅を売却する場合、その多くは売買相場の6割程度の金額になります。リースバックでの売却金額と通常の売却金額を比較してみることをお勧めします。
リースバック契約前のポイントまとめ
- 自宅を現金化でき、また、そのまま住み続けられる。
- 住み続ける場合の家賃は、近隣の家賃相場によって決まるため、負担が大きすぎないか確認しておく。
- 売却金額は相場の6割程度
このようなことから、すぐに現金が必要で、なおかつどうしてもそのまま自宅に住み続けたい場合にリースバックは有用であるといえますが、利用するにあたり専門家に相談するなど、十分に検討することが重要です。