相談支援員 ブログ

口呼吸の害

口呼吸の害についてマスコミでも取りあげられるようになりました。

口呼吸とは、「吸う息、吐く息のどちらか一方でも口から行う呼吸法」です。

呼吸は、一日に何万回もしています。小さな間違いが積もり積もって大きな病気を引き起こすことがあります。

【呼吸チェックリスト】


✔︎▢ 口の中が乾きやすい
✔︎▢ 集中している時、無意識に口が開いている
✔︎▢ 唇が荒れている・唇が乾いている
✔︎▢ 鼻づまりがある
✔︎▢ いびきをかく
✔︎▢ 起床時に、口の中が乾燥している・のどが痛い・口臭がある
✔︎▢ 寝ている間によだれが出る

口呼吸になる理由

①口の筋肉の衰え。やわらかい食事・会話が少ない・口遊びの減少。

②アレルギー疾患の増加(花粉症、アレルギー性鼻炎で口呼吸になってしまう)

③その他にも、急激な温度変化(血管作動性鼻炎や暑さや寒さの刺激でも口呼吸が誘発されます)、激しい運動も原因になります。携帯ゲーム機やスマートフォンの操作に集中し口が開いた状態の時(いわゆるポカン口)も口呼吸になりがちですから要注意です。

口呼吸によって引き起こされる病気

● 感染症にかかりやすくなります。
● 虫歯、歯周病、口臭の原因になります。
● 酸素の摂取量が落ち、生活習慣病のリスクが高まります。
● 誤嚥性肺炎の要因となります。
● 睡眠時無呼吸症候群の引き金になります。

その他に倦怠感やうつ病症状等があげられています。

口呼吸の予防や治療

口呼吸の予防には、『あいうべ体操』という口体操が効果的と言われています。

「あー」と言いながら大きく口を開け

「いー」で口を横に

「うー」で口をすぼめて

さいごに「べー」で思いっきり舌を出します。

これを1日30回行います。声は、出しても出さなくても構いません。

鼻呼吸をするためには、口を閉じ、舌先を上の歯の裏側につけることを意識しましょう。

また睡眠時には、口呼吸になりやすいので、口呼吸防止テープを活用してみてはいかがでしょうか。結構値段が高いので、普通の医療用テープでも大丈夫ですが、かぶれやすい人は注意してください。(花粉症や鼻炎でで鼻づまりのある人は呼吸ができなくなるので不向きです。治療をしてから使いましょう)

普段無意識で行っている口呼吸を意識的に鼻呼吸に変えることで健康に過ごすことができるかもしれませんね。

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