相談支援員 ブログ

腹式呼吸と片鼻呼吸

マスクの着用が日常的になりましたが、マスクの下で口呼吸になっていませんか。

口呼吸には、免疫力が下がる口内環境が悪化するなどのデメリットがあります。

そこで今回は、腹式呼吸と片鼻呼吸について紹介します。

 人は日中に呼吸をするとき、主に息を吸うと胸のあたりが膨らむ、早く浅い胸式呼吸を行っています。

一方で睡眠時やリラックス時、息を吸う時お腹の膨らみを感じる腹式呼吸を行っています。

腹式呼吸には、自律神経を調節し、全身の筋肉を弛緩させ肺への負担を軽減する効果があります。

他にも、体幹が鍛えられたり、普段使わない筋肉を使うことによって代謝が上がり、体内の免疫力を高める効果が期待されています。

腹式呼吸法

① おなかを膨らますイメージで、鼻からゆっくりと息を吸い込む。

② 止める。

③ 吐くときは、ゆっくりと口から息を吐きだす。

※慣れないうちは、仰向けに寝て行いましょう。

※吸う・止める・吐く秒数は、自分の苦しくないペースで行いましょう。

人は鼻呼吸をするとき、無意識に呼吸する穴を片方ずつ変えていることを知っていますか。

試しに、意識しないで今のままの呼吸で、鼻の下に軽く手を当ててみると確認できます。

右鼻での呼吸は、左脳が活性化され交感神経をより働かせ

左鼻での呼吸は、右脳が活性化され副交感神経をより働かせるといいます。

例えば、眠い時は、副交感神経系が優位になっているので、左の鼻が通っていることが多いのです。

そして、鼻呼吸の左右のバランスが乱れると慢性的に鼻が詰まって、副交感神経が正常に機能しない状態になってしまいます。

片鼻呼吸には、自律神経を整える効果があり、リラックス効果や頭がスッキリしたり、顔の血流も良くなると言われています。

片鼻呼吸法

① 指で右の鼻の穴を塞ぐ。

② 左の鼻の穴から吐き、吐き終わったら、吸う。

左の鼻の穴から吐き
吐き終わったら、吸う

③ 指で左の鼻を塞ぐ。

④ 右の鼻の穴から吐き、吐き終わったら、吸う。

右の鼻の穴から吐き
吐き終わったら、吸う

※楽な姿勢で、自分のペースで行いましょう。 腹式呼吸でインナーマッスルを鍛え、片鼻呼吸で頭をスッキリさせる、こんな呼吸法を日々の生活に取り入れて見てはいかがでしょうか。

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