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肺炎予防をしましょう

日本人の主な死亡原因は、第一位はがん・第二位が心疾患・第三位が脳血管疾患といわれています。

これを70歳以上の高齢者で見ると、主な死亡原因として、第三位に肺炎が入ってきます。

高齢になると、肺炎にかかりやすくまた悪化することも多くなります。肺炎を予防することが長寿・健康寿命を伸ばす秘訣ともいえるでしょう。

では、肺炎予防のために、できることはどのようなことでしょうか。

予防接種を受ける

肺炎球菌ワクチンは一回に限り公費助成により、低料金で接種を受けることができます。

65歳から5歳刻みで毎年助成対象者が決まっています。対象年齢に該当する方は接種してみてはいかがでしょうか。

このワクチンの抗体は5年くらいで無くなるといわれています。再接種が必要かどうかは個々人で異なりますので、医師に相談しましょう。

またインフルエンザから肺炎になる人も多いのでインフルエンザの予防注射を毎年受けておくことも肺炎の予防になります。

しかし、肺炎球菌やインフルエンザを原因とする肺炎は、3割程度といわれています。残りの7割は、その他の原因によるものですので、日常的な感染予防は欠かせません。

日常的な感染予防

口の中を清潔に保つことが大変重要です。大人の口の中にいる細菌は300~700種類で、よく歯を磨く人でも3千億個もの細菌がいるといわれています。

この口中の肺炎原因菌が肺の中に入ることで、肺炎になってしまいます。これらの菌を増やさないようにすることが大切です。

予防策としては

*歯磨きをこまめに実施

毎食後に歯磨きを行うことが、大切といわれています。就寝前にはより丁寧に磨くことが大切です。寝ているときは口中が乾燥しがちになり、細菌が増殖しやすい環境となるからです。

*舌磨き

舌には舌苔(ゼッタイ)という汚れが付着します。この舌苔は、細菌の塊といわれています。舌苔を除くことで、口の中をより清潔に保つことができます。舌磨きは、一日一回起床後すぐに行うことが効果的です。舌は傷つきやすいので、舌磨き専用の柔らかなブラシで軽く磨きましょう。

*うがい・手洗い・マスク

とにかく、原因菌を体内に入れないことが大切です。コロナ対策と同じです。

免疫力を高める

免疫力とは、からだの外から侵入してきた細菌やウイルスを退治する力です。肺炎にかからないためには、この免疫力を高めることも重要です。

免疫力を高めるためには

・適度な運動とバランスの取れた食生活。

・規則正しい生活。

・持病のある方は、しっかりと治療する。

・喫煙の習慣のある方は、禁煙をする。タバコは免疫力を低下させ、肺にも悪影響を及ぼします。

(3ページの『平均寿命と健康寿命』も参考にしてください) 年齢とともに、体の機能は衰えてゆきますが、少しでも長い期間健康で過ごすためには、防ぐことができる病気には、しっかりと対策をすることが重要です。

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