サービス付き高齢者向け住宅ってどんなところ?
#介護 #住居
2022.07.25
サービス付き高齢者向け住宅、略して“サ高住(さこじゅう)“は高齢者住宅の一種です。
高齢者住宅には、他に住宅型有料老人ホーム、シニア向け分譲マンション、健康型有料老人ホーム、UR住宅の中の高齢者向け賃貸住宅などがありますが、ここでは「サ高住」について紹介します。
【サ高住に入居できる人】
受け入れ可能な人は、施設ごとに異なります。
自立している人のみを受け入れている施設や、要介護4、5の人を受け入れる施設があります。
ここで自立というのは、自分で食堂に行けて、介護を受けなくても自室内での生活ができる人、風呂に一人で入れる人(風呂は訪問ヘルパーが付き添って入浴できる等でもOK)という事です。
多くの場合、身元保証人が必要です。
身元保証人の役割は、支払いの保証、病気になったときの入院手続き、手術の立ち会い、亡くなった時の諸手続きなどです。
【1ヶ月利用料】
施設によって幅がありますが、食費、家賃、管理費、生活支援サービス費などを含め15万円~18万円ぐらいです。
この他に、日常消耗品や衣服などの生活費、光熱費、介護サービス料などが掛かります。
また、生活保護受給者の受け入れをしているサ高住もあります。
【初期費用】
敷金に相当する金額が必要になることがあります。
【居室】
18㎡~の個室で、水洗トイレと簡単な洗面台が付いているタイプが一般的です。
食事は食堂で食べて、風呂は共同のものを利用します。
【病気になったとき】
見守りをしていますので、部屋で倒れるなどの緊急時にも対応しています。多くは、緊急時ボタンが備えられています。
場合によっては、救急車を呼び、病院まで職員が付き添います。同時に、身元保証人に入院先などの連絡がいきます。
【特徴】
サ高住は高齢者の見守りや、介護をしてくれる賃貸住宅です。
施設内にデイサービスを併設しているところが多く、入居者は、デイサービスを利用することもできます。
外出は基本的に自由です。ただし今はコロナ感染防止のため、外出規制、面会規制をしている場合もあります。
【選ぶ時の注意】
食事の味(体験入所で確認できます)、近隣の病院、郵便局・銀行、スーパー・コンビニ、バス停・駅までの距離や、利便性などを確認しましょう。
介護が必要な人は、自分に必要な介護が受けられるかを確認しましょう。
寝たきりになった時の対応や、看取りまで対応をしているのかなど、自分の希望にあった施設を選択しましょう。 助け合い村では、入居支援も行っていますので、お気軽にご相談ください。