相談支援員 ブログ

コロナ禍での口腔機能の低下に注意

口の機能低下のことを、介護用語でオーラルフレイルといいます。

コロナの影響で人と接する機会が減ったり、声がけを控えたりすることで、口の機能の低下をしている人が増えているといわれています。

オーラルフレイルとは

初期特徴

食事時のむせこみが増えること

硬い食品が噛めなくなること

滑舌が悪くなること 

進行すると起こる障害

嚥下障害(飲食物の飲み込みが悪くなること)

構音障害(呂律がまわらなくなくなったり、発声ができなくなること)

オーラルフレイルには、予防や、改善対策が大切です。

オーラルフレイルの予防

コロナ感染に気を付けながら、できるだけ、人とかかわるようにしましょう。

社会的なつながりが希薄になると、歯磨きやうがいなどの口のケアがおろそかになりがちです。また、会話が少なくなることで、口の周りの筋肉や、舌の筋肉が衰えてしまいます。

以前紹介しました、口の筋肉を鍛える体操を行ってみましょう。

あいうべ体操

口の中で舌を動かす体操

「ぱたから」発声 

口の中をきれいに保つことも大切です。

最低1日2回の歯磨きは実行しましょう。

定期的に歯医者に通い、口の中をチェックしてもらいましょう。歯の減少や歯周病・虫歯などは、オーラルフレイルの進行要因となります。

オーラルフレイルの改善

初期状況からのさらなる機能低下を予防するため、歯周病や虫歯の治療を行い、残存歯数を維持することが大切です。

厚生労働省と日本歯科医師会は、“80歳になっても自分の歯20本以上残す”ことを目標とした運動を展開しています。

口のケアは忘れがちですが、口の体操は、なんの準備もいらなくて、いつでもどこでもできるものですので、習慣化して、オーラルフレイルを予防しましょう。

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