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自転車のヘルメット

改正道路交通法の施行により、令和5年4月1日から自転車運転者のヘルメット着用が努力義務化されました。

警視庁のまとめによると、自転車事故で死亡した人の約7割が、頭部に致命傷を負っています。また、ヘルメットを着用していない場合の致死率は、着用している場合とくらべて約2.3倍も高くなっています。 このことからも、自転車用ヘルメットを着用し、頭部を守ることが重要になります。

この改正法は努力義務ですので、ヘルメットを付けなくても罰則はありません。

ただし、改正法が施行されることにより、ヘルメットを着用していれば軽傷になった可能性の高いけが等について、保険が減額されたり、労災の判断に影響を与える可能性が予想されます。

自転車のヘルメットには、スポーツタイプ、子供用、通学用の他にも、フルヘルメット、布や革を被せた帽子タイプなど、様々なデザインがあります。

法改正を機に、お気に入りの一品を探してみてはいかがでしょうか。

自転車の交通ルールについて今一度確認してみましょう。

『自転車安全利用五則』最新版

  1. 車道を原則左側通行とし、例外的に歩道を通行する時は歩行者を優先する。
  2. 交差点では信号と一時停止を守って、安全確認をする。
  3. 夜間はライトを点灯する。
  4. 飲酒運転をしてはならない。
  5. ヘルメットを着用する。

≪その他の重要なルール≫

*並走の禁止(道路標識で認められている場合を除く)

*二人乗りの禁止(幼児用座席を設置した場合子供を2人まで乗せることが可能)

*ブレーキの適切な備付け

*傘さしなどの片手運転の禁止

*スマートホン・携帯電話を使用しながら運転の禁止

*イヤホン・ヘッドホンで音楽などを聴きながら運転の禁止

*あおり運転の禁止

*自転車保険への加入

これらのルールには、警察の取り締まりの対象となる物も多く含まれます。

誰でも手軽に乗れる自転車ですが、交通ルールの違反は重大な事故につながります。 加害者にも被害者にもならないために、安全運転を心掛けましょう。

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