相談支援員 ブログ

意外と知らない!? 福祉用具貸与

『福祉用具貸与』とは

利用者(要介護者、要支援者)が自宅で自立した日常生活を送ることができるよう、福祉用具の利用を介護保険で支援するサービスです。

◎購入するよりも費用を抑えられる

◎状況に合わせて変更や返却が可能

定期的に点検してくれる

といったメリットがあります。

福祉用具貸与の品は13品目ありますが、要支援・要介護者がすべての福祉用具をレンタルできるわけではありません。

介護度に応じて、レンタルできる用具が変わってきます。

 要支援・要介護1要介護 2・3要介護 4・5
手すり   〇   〇  〇
スロープ   〇   〇  〇 
歩行器   〇   〇  〇
歩行補助杖   〇   〇  〇
車椅子    〇  〇
車椅子付属品    〇  〇
特殊寝台    〇  〇
特殊寝台 付属品    〇  〇
床ずれ防止 用具    〇  〇
体位変換器    〇  〇
移動用リフト    〇  〇
認知症老人 徘徊感知器    〇  〇
自動排泄 処理装置    〇
〇…介護保険給付の対象になるもの

では、要支援や要介護1の人が車椅子やベッドなどをレンタルするにはどうすればよいのでしょうか。

*「軽度者に対する福祉用具の例外的貸与」制度

「この福祉用具がなければ生活できない」という一定の条件を満たしていたり、主治医が「その福祉用具が必要である」と判断したなどの理由があれば、ケアマネジャーが役所に申請し、許可が下りれば介護保険適用とすることができます。

ですが、誰もが介護保険適用と判断されるわけではないため、そういった場合は「自費レンタル」という方法をとることが多いです。

*福祉用具の自費レンタル

自費レンタルの場合でも介護保険適用と同じくらいか、少し高いくらいで提供してくれていることがあります。

自己負担が1割の方で、ベッド一式をレンタルするとだいたい月1,500円~3,000円くらいですが、自費レンタルのベッドもほぼ同額かやや高いだけであることが多いです。介護保険対応時ほど種類はなく、福祉用具事業所で用意しているものしか選べないデメリットはありますが、2割、3割負担の方の場合は、自費レンタルの方が安くなることもあります。

特定福祉用具販売

浴室や排泄で使う直接身体に触れるような物品、(浴槽用手すり、入浴用いす、ポータブルトイレなど)は購入となりますが、介護保険を利用することで1割、一定の所得がある方が2~3割で購入できるものがあります。年間で上限は税込10万円と設定されており、それを超えるものは自己負担になります。 都道府県の指定を受けている福祉用具の事業者から購入すると給付対象となりますが、通信販売での購入等は介護保険給付の対象となりません。

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