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認知症高齢者の外出による行方不明者

高齢者の行方不明者は2022年には全国でのべ1万8709人となり、10年で2倍に増加しています。独居などでいなくなったことに気づけず、警察に届け出が出されていないケースを含めればもっと多くの行方不明者いると予想されます。

 また単独での外出で、急に体調を崩して動けなくなり、家族等に連絡ができないこともあるかもしれません。居場所がわからず、連絡が取れないと非常に心配です。外出時の安心のために、居場所の確認ができる「GPS」の利用を考えてみてはどうでしょうか?

 最近GPSを利用された方は、何かあったら探してもらえるから、安心して出かけられるとおっしゃっていました。

 GPS機器には外出を家族に通知してくれるものや、万が一の場合助けを呼ぶボタンや、通話可能なものなど、様々なタイプのものがあります。小さめなのでカギにつけたり、バッグにつけたり、いつも履いている靴に取り付けることのできるものなどもあります。

初期費用が4000~8000円ほど、月々500円~700円ほどかかりますが、介護保険を利用できるものもあります

65歳以上の徘徊のある高齢者を在宅で介護されている場合は、GPSの貸し出しや、導入費用の補助などを自治体が実施している場合があるので、ケアマネジャーや、市役所などに相談してみてください。

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